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映画『劇場版 MOZU』大ヒット御礼舞台あいさつが11/18に都内で行われ、主演の西島秀俊と共演の長谷川博己、羽住英一郎監督が登壇した。
本作は、11/7の公開から2週連続で週末興行成績ランキング1位を達成。西島は「皆さんに観ていただきたくて命懸けの撮影をしてきたので、本当に感謝しています」と笑顔で語った。
また長谷川が本作の舞台あいさつに登壇するのは今回が初。長谷川は、演じた東さながらに「チャーオ!」とあいさつし、笑いを誘った。これには西島も「生『チャオ!』がいきなり聞けるとは思っていなかったから、感動しちゃった」と大笑い。そして「テレビシリーズからの“戦友”である長谷川くんと、こうして舞台に立ててうれしい」と喜んだ。
トークでは、長谷川演じる東の決めゼリフ「チャオ!」の誕生秘話も。
長谷川は「最初にこのセリフが出たのは池松(壮亮)くんとのシーンで、僕が車で去って行くっていうところだったんですけど、監督から『東の狂気を見せてくれ』と言われて。どうしようかと考えていたら、たまたま乗っていた車がイタリア車のマセラティだったので、とっさに『チャオ!』って出たんです(笑)」と裏話を明かした。
テレビシリーズから約2年にわたった本作の舞台あいさつも、この日が最後。
西島と苦楽を共にしてきた羽住監督は「この作品を愛し、信じた西島秀俊がいたから、ここまでこれたんだと思います。本当にお疲れ様でした」とねぎらいの言葉をかけた。それを受け、西島は「MOZUは観客の皆さんに育てていただいた作品だと、すごく感じていて。おかげでキャスト、スタッフにとっても充実した作品になりました。舞台あいさつは最後になりますけど、上映は続きますので、今後も何度も見ていただいて、育てていただけたらうれしいです」と感慨深げに語った。
<作品情報>
『劇場版 MOZU』
◆全国東宝系にて公開中
公式サイト→http://mozu-movie.jp
【キャスト・スタッフ】
西島秀俊 香川照之 真木よう子/
池松壮亮 伊藤淳史 杉咲花 阿部力/
伊勢谷友介 松坂桃李/長谷川博己 小日向文世/ビートたけし
原作:「百舌シリーズ」(『百舌の叫ぶ夜』ほか)逢坂剛(集英社文庫)
脚本:仁志光佑
音楽:菅野祐悟
監督:羽住英一郎
【ストーリー】
妻子の死の謎を追う公安警察官 倉木(西島秀俊)は、大杉(香川照之) 明星(真木よう子)と共に、一連の『MOZU事件』で警察内部に巣食う闇を白日のもとに晒した。※ドラマseason1.2しかしそれは、恐るべき謀略の氷山の一角に過ぎなかったのだ。
あれから半年……。 高層ビル占拠爆破事件とペナム大使館襲撃事件、2つの大規模テロが同時発生した。これらは、犯罪プランナー高柳(伊勢谷友介)と暗殺専門の殺し屋権藤(松坂桃李)ら同一グループによる犯行であった。実は彼らは、日本事件史の闇と言われる存在「ダルマ」(ビートたけし)の名の下で、ある犯罪計画を極秘裏に進行しているのだった。灼熱の地・ペナム共和国を舞台に、事件の真相を追う倉木達と、最後の敵=ダルマとの死闘がついに幕を開ける!