ジャニーズ
9/23(金)映画『マスカレード・ナイト』の大ヒットを記念して舞台挨拶が行われ、木村拓哉、長澤まさみ、鈴木雅之監督が登壇。
公開から7日目での観客動員100万人、興行収入13.5億円を突破は、2021年公開の邦画実写作品の中で最速の記録となる。
この記録を祝して、特大のくす玉が登場。
大ヒットを受けて3人はそれぞれコメントを。
木村「ちょうど今日で一週間。今日をもって100万人を突破してくれて、非常にうれしいです。今のように、劇場のすべての椅子に座れるという状況じゃないのに、1週間でたくさんが見て下さったということは本当にうれしいです」
長澤「100万人の方に見ていただいたっていうのは、なんだか実感がわかない数字なんですけど、その中でも何度も足を運んでくださっている方もいるということで、すごくうれしいです」
鈴木「何度も足を運んでいただいている、というお話がありましたが、ぜひ何度も観て、トリックやヒントなど細かいところをみていただけたらと思います。目標は200万人を目指して頑張りたいです」
マスカレード(仮面)の意外な効果が⁉
映画が公開されて、周囲からの反響を聞かれた木村は、
「久しぶり、っていう連絡が結構きました。実際に映画を見た後に連絡をくれて、久しぶりの友達が『観たよー』とか『あっという間だったよ、すごいな』とか。普段、そういうことを言わない友達までもが連絡をくれました」と。
中には意外な反応もあったようで……?
「『中村アンちゃんって何者だったの?』っていう連絡がきまして。そうか……そこは詰めが甘かったな、と思いました」と木村。鈴木監督も「確かに詰めが甘かったですね。これからもっと考えます(笑)」と反省(?)の場面も。
500人のエキストラが集まる舞踏会のシーンではこんなことも。
木村「撮影現場には500人ほど、エキストラの方も含め出演者が全員が仮装した状況で。パーティースペースをいくつもぶち抜いた、とても広い空間だったんですが、マスカレードを着けていると顔が隠れているからか、皆さんものすごく僕のことを見てくるんです。“なんか見られてるな”っていうのがありました(笑)」
すかさず長澤は「皆さん木村さんを見たかったんですよ。木村さんを見たくなる気持ち、すごくわかります!」とフォローを。
知られざるヘアスタイル事情も……?
続いては、SNSで募集した質問コーナー。
全質問&回答を一挙公開!
――ホテル・コルテシア東京に宿泊して、コンシェルジュにお願いするなら?
木村「山岸さん(長澤)に、何をお願いしようかな。一緒に食事に行ってほしいです」
長澤「ホテルの周りの、おいしいご飯屋さんを教えて下さいって言います。
山岸なら丁寧に教えてくれそう」
――ホテルに宿泊時、枕は硬め・柔らかめ、どちらが好き?
木村「柔らかい方かな?硬いまくらは頭の近くに置いておくと邪魔なので、ドンとひざのあたりにおいて、挟んだりして寝てます」
長澤「木村さんと同じです、柔らかい方を使います」
――『マスカレード・ナイト』にかけて「〇〇が“ないと”落ち着かない」ものは?
長澤「木村さんはリップクリームですよね。木村さん、リップクリームの塗り方が独特じゃないですか」
木村「上下に挟んで一気に塗りますね。でも、ないと落ち着かない物はマスクです。本番もマスクを外し忘れてNGになったりとかも」
長澤「私もマスクです。木村さんにもらったマスクがあって『マスカレード・ナイト』のマークがついたマスクを家用にして大切に使っています」
――新田(木村)は潜入捜査でホテルマンになっていますが、潜入捜査をする場合、何の職業で潜入したいですか?
長澤「木村さん!職業じゃないけど、機械とかでどうにかして木村さんになっちゃいたい(笑)。木村さんに入って、木村さんを体験したいです」
木村「『たとえばどうにかして君の中入っていって』って、B’zの歌の世界みたいだな(笑)」
長澤「女性がキャーって言ってるところに行きたいです。もう“木村さんの日常”っていうドラマを作ってほしいです。面白そうですよね(笑)」
――髪を切るシーンが印象的でした。長髪と短髪、どちらが好きですか?
木村「僕はどちらでもいいです、あんまりこだわりはないです。髪が長い時は寝ぐせとかが付かないので楽だなって思ったんですけど、短髪も楽なんですよ。役として『切ってください』と言われたら切りますけど、そういう指示がなかったら、そのまんまにしておくかもしれない」
長澤「私も、仕事の都合で伸ばしたり切ったりしているので、どっちでもいいです」
ーー今まで演じた中で、自分に向いている・楽しそうだと思った職業は?
長澤「詐欺師?うーん、美容師さんかな。やっぱり、ホテルマンがいいです」
木村「職業だったらシェフか外科医。やることは全然違いますけど、すごく魅力を感じますね。味ってやっぱり最高のコミュニケーションだと思うので。ほかにも警察もいいですよね」
「この状況を一緒に乗り越えたい」
この舞台あいさつは全国108館の劇場で生配信された。
木村は「今は誰もがストレスを抱えているような状況だと思うんですが、必ず一緒に乗り越えていきたいと思います。この作品をスクリーンで味わっていただいている間はそのストレスを忘れることができるんじゃないかと思っています。ぜひ楽しんでいただければと思います」と全国のファンへメッセージを送った。