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「SixTONESの時はいつもメンバーに隠れているので……」主演・京本大我が舞台あいさつで緊張!?も、内海のジョークで和やか会見に。オリジナルミュージカル『流星の音色』製作記者会見レポート
舞台 2022.07.16
滝沢秀明氏が演出を手掛けるオリジナルミュージカル『流星の音色』製作発表記者会見に、主演の京本大我(SixTONES)、真彩希帆、新妻聖子、内海光司が登壇した。
主演だけではなく、メインテーマ曲を含む劇中歌7曲の制作も担当する京本は、「1年以上前から制作を始めさせていただきました。その分、思い入れも強いですし、やっとこうして皆さんの元に届けられる日が来るんだと、ずっと待ち遠しい思いをしていたので、本当にうれしく思います」とあいさつ。
京本演じるリーパの父・サルム役の内海は「このたび、京本大我くんのお父さん役をやらさせていただいております、京本政樹です。よろしくお願いいたします」とすまし顔でひとボケを。京本はすかさず「違います(笑)!」とツッコみ、会場を笑わせた。
「SixTONESのグループで会見する場合は、いつもメンバーの後ろに隠れて乗り切っているので、今日は座長をしなければならないということで、プレッシャーを感じています」と語る京本だが、楽曲制作についての質問には「ウソみたいな話なので言うのも恥ずかしいのですが、滝沢くんと今回の舞台についてメールでやりとりをしている時に、突然『大我、音楽もやってみたら?』というお声掛けいただいて。『じゃあ、なるべく早くテーマ曲を仕上げてほしい』ということを言われて、ピアノを触ってみたら、意外とすんなりといい感じのワンコーラスができて……。すぐにボイスメモで録って滝沢くんに送ったら、『これでいこう!』と言っていただきました。音楽担当が決まった日に、テーマ曲も生まれました」と胸を張った。
京本のつくった楽曲について印象を聞かれた内海は「とてもバリエーション豊かな曲ばかりで、王様をイメージした曲は、ロック調だったり。僕が感じたのは、彼はすごくロマンチストだなってことですね(笑)」と。
続けて、京本との共演については「京本くんは結構シャイでしょう? 僕も人見知りなので、そこは気持ちがちょっとわかるのですが、彼はそれでいてお芝居になると、相手の目をちゃんと見ていますから、自分の芯がしっかりあるんだなと感じます。大我くんの舞台やライブステージは何度か見せていただいています。もう、キラキラしたアイドルだなって(笑)」と笑顔。
一方、京本は内海に対し「共演が初めてなので、どういう方なんだろうと緊張していたんですが、めちゃくちゃ現場を明るくしてくれて、ムードメーカーです。共演する僕の後輩たちにもすごく気さくに話しかけてくれたりとか、僕だけじゃ現場がとんでもないことになっていたと思うので、すごく助けられています」と感謝の言葉を。
内海は「今のところ太字で書いてください」と記者たちにアピールし、再び笑いをさそった。
また、新妻を憧れの人だと公言している真彩は「夢は叶うな、って。ミュージカルの世界をずっと目指してきた自分としては、大きなご褒美をいただいてしまったなという気持ちです。稽古場から歌声だったり、お芝居の作り方だったりを、こんなに間近で勉強させていただけるというところに胸がいっぱいになります。新妻さんから何かつかめたらいいなと思っています。今はひたすら見て、聴いて、研究して、勉強させていただいています」と感激の様子をみせた。
『流星の音色』は、一年に一度だけ橋が架かる二つの星を舞台に初めての恋と悲劇が描かれる、幻想的な世界観のオリジナルミュージカル。8/2㊋~17㊌新橋演舞場、8/31㊌~9/4㊐京都四条南座にて上演予定。