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8月27日(土)、28日(日)に日本テレビ系で放送する「24時間テレビ 45 会いたい!」。今年のスペシャルドラマは、本格派ヒューマンドラマ「無言館」に決定した。
監督・脚本 担当するのは、芸人や小説家など、マルチな活躍をみせる劇団ひとり。監督兼脚本を担当 するのは、『青天の霹靂』(2014 年)『浅草キッド』(2021 年)に続き、本作が 3 作目。地 上波ドラマの監督兼脚本を担当するのは今回が初となる。そして、主演・窪島誠一郎役 を演じるのは、これまで数々のドラマや映画に出演してきた、実力派俳優の浅野忠信に決定した。
太平洋戦争の最中、「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ…」と、出征する直前まで絵を描き続けた画学生(※当時、美術学校で絵を学んでいた学生のこと)がいた。 「生きて帰ってこられないかもしれない」と、彼らに残された時間の中で描かれたのは、 故郷の畦道、夢に描いた家族団らんのひと時、愛する女性など、驚くほど穏やかな絵ばかりだった…。
主人公・窪島は、戦没画学生の絵を展示する美術館「無言館」の設立を目指し、絵を集めるために、全国各地の遺族のもとを駆け巡る――。建設費の問題や、遺族からの非難など、多くの壁にぶつかる窪島。「金儲けばかりで、戦争の事なんて何も考えなか った俺がこんなことしていていいのか…?」と自問自答する窪島だが、様々な困難と葛藤を乗り越えた先には、感動の奇跡が待っていた。
戦争によって、命と共に、絵を描くことを奪われてしまった若者たち。このドラマは、 彼らの遺した絵を集めることで、自分を見つけ、そして自分の思いを届けようとした、ある男の物語となっている。題材となる「無言館」は長野県上田市に実在する美術館。実際に、窪島誠一郎氏が集めた戦没画学生らの絵が展示されており、後世に向けて戦争を語り継ぐ場所となっている。
今回、監督・脚本を務める劇団ひとりは「まだまだ撮影は序盤ですが、名優たちの人間味あふれる芝居に魅せられる毎日です。ただ頷くだけで、ただ見つめるだけで、なんとまぁ絵になることか。この感動を皆さんと共有できる日を楽しみにしております」とコメ ント。主演・窪島誠一郎役を演じる浅野忠信は「劇団ひとり監督と仕事ができるのが本当に嬉しいです。監督はとても熱心に芝居を見てくれて色んな可能性を演出してくれるので 演じていて面白いです。いつの時代も芸術が人々の心を動かすだけでなく、人生そのものに強い影響をもたらしていたことがわかる内容にも強く感動しています」とコメントし た。 更に、本ドラマを盛り上げていく豪華キャスト陣は、追って情報解禁の予定。 「監督・脚本 劇団ひとり×主演 浅野忠信」という、実力派タッグでお届けする、今年の24時間テレビ 45 スペシャルドラマ「無言館」。この夏、胸を熱くせずにはいられない、実話をもとに描く本格ヒューマンストーリー。