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石原さとみ扮する天才華道家・月島ももが、平凡な下町の自転車店店主・直人(峯田和伸/銀杏BOYZ)と恋に落ちるラブストーリー「高嶺の花」(日テレ系・毎週水曜後10時)が9/12(水)ついに最終回。そんな「高嶺の花」に主演した石原さとみのクランクアップシーンに密着した。
最後の撮影シーンは、直人との切ない別れの場面。監督のOKの声を聞くと石原は、自身より先に涙ぐんでいた峯田和伸と固い握手を交わす。「何で先に泣くの~(笑)」とツッコミつつも、目にいっぱい涙をためて、共に撮影を乗り切ったキャストスタッフに感謝の気持ちを伝えた。
「こんなに苦しい役は、今までやったことがなかった。人生で経験したことがないことがたくさんあって、“一人で頑張んなきゃ”“乗り越えなきゃいけないんだ”って思わされて……。こんなに孤独を感じたことはなかったです。でも、撮影中盤にスタッフの皆さん50人近くと一緒にお食事に行かせていただいて、その時に色んな話をして。そこで、すごく支えてもらっていたんだ、味方がいたんだって思えて。やっと周りが見えるようになってきて。それまでは本当にツラかったんですけど、“頼っていいんだ”、“甘えていいんだ”と気付いてからは、心が安定してきました。今は、この役をやって良かったって心から思います」と感無量の様子。「これほどスタッフさんを愛したことはない、こんなに心から一人ひとりを抱きしめたいと思ったことはないです。本当に、支えてくださりありがとうございました!」と感謝を述べ、宣言どおりスタッフ一人ひとりと抱き合って、撮了の喜びを分かち合った。
撮影終了後は、コメント取材に応じた石原と峯田。「16年この仕事をしてきて、こんなにスタッフさんを愛せるというのは初めての経験。今日を無事に乗り越えられて良かったです」と喜びを爆発させた石原。「早く素に戻りたい!(笑)」とキュートにおどけると、相手役を務めてきた峯田が、「俺はあと1ヵ月くらいやりたいけどね(笑)」と撮影続行をリクエストし、石原と取材陣を笑わせる。そんな和やかなクランクアップ現場だったが、ずっと側で見守ってきた峯田は、「さとみさんは大変だったと思うんです。誰がやっても途中で壊れてしまいそうな役だった。それを最後までやりきって、僕は彼女の背中をずっと見ている役でしたが、信じて良かったです。今日は良い夢を見られると思います。おめでとうございます」と石原を笑顔で労った。
「高嶺の花」(日テレ系)は、本日9/12(水)後10時より最終回を放送。ももは、千秋(香里奈)が直人に言い寄る様子を電話越しに聞き、改めて直人の思いを知る。一方、なな(芳根京子)は、龍一(千葉雄大)と生きていくために破門を申し出て……。