映画
映画『トップガン マーヴェリック』の来日記者会見が行われ、主演のトム・クルーズ、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが出席した。
約3年10カ月ぶりの来日となったトムは「ジェリーと一緒にこの作品を持ってこられて本当にうれしい。絶対に日本へ行くから心配しないで、と言っていましたから」と満面の笑み。
本作については「実際に戦闘機に乗っているかのような、今までにない体験を味わえると思う。前作の『トップガン』を観て、最高だと感じたのと同じような感覚になると思うよ。私たちはただ続編を作っているわけではない。常に限界を超えることができるように、もっとできるんじゃないか、もっと皆さんに楽しんでもらえるんじゃないか、という思いで作ったんだ」と自信をのぞかせた。
報道陣から「若々しく輝き続けることができる秘訣」を問われると、「とにかく一生懸命仕事をするということ」と答えるトム。
「とにかく自分の仕事が大好きなんだ。僕は夢を生きている幸せな人間で、夢見ていた映画を作り、世界中を旅することができている。いろいろな海外に行って、その土地の映画を作りたいと思っていて。『ラストサムライ』では、特別な経験をすることもできた」とかつての作品にも思いを寄せる。
続けて「映画の作り手として常に学びに関心を向けている。生まれつき好奇心が旺盛でね(笑)。そして努力を欠かさない。『ラストサムライ』で準備に2年かけ、刀の練習を毎日5時間したように。常に自分を高めながら、作品をより良いものする努力をしていたい僕にとって、映画作りには必ず越えなければならない山があるのが素晴らしい」と語った。
そんなトムをブラッカイマーは「彼はアスリートのようにいつもトレーニングをしている。すべてのスタントを自分でやるからね。それを安全にやり遂げるために、最高のコンディションを維持している」と称えた。
最後にトムは「『トップガン マーヴェリック』を作ることは決して容易ではなかった。多くの人に望まれている作品で、がっかりさせたくはなかったんです。こんな時代だからこそ、皆さんに生き生きとした気持ちに、そしてスマイルになってほしいです」とメッセージを送った。
映画『トップガン マーヴェリック』は5月27日(金)より日米同時全国公開。