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「エンタメの世界に生きる人間として、日本中、世界中を笑顔にしたい」坂本昌行&海宝直人のミュージカル『マーダー・フォー・トゥー』開幕!坂本にはV6メンバーから結婚祝福コメントも
ジャニーズ 2022.01.08
1/8(土)に開幕する、坂本昌行と海宝直人によるオフ・ブロードウェイ・ミュージカル「マーダー・フォー・トゥー」の公開ゲネプロが行われた。
2016年以来6年ぶりの再演。全編で2人のピアノ弾き語りが披露されるだけでなく、2人のキャストで13役ものキャラクターを演じる。
前作からの続投となった坂本は、頭のおかしな未亡人からプリマバレリーナ、少年合唱団のメンバーなど三者三様異なる容疑者たちを見事に演じ分けた。一方、今作には初出演となる海宝は、坂本のアドリブにも瞬時に返し、存在感を見せ付けた。
公開ゲネプロ後の記者会見で、今作への意気込みについて坂本は「コロナ禍でどうなるか分からない状況で僕らも稽古してきまして、改めて初日を迎えることが大きな喜びですし、この作品をお届けできることが楽しみ」、海宝は「お客様が入ってこそコメディ。いよいよ作品が完成に向かっているので、気を引き締めて頑張りたい」とそれぞれコメントした。
息の合った坂本&海宝の掛け合いも見どころとなる今作。坂本は海宝について「とにかくクレバー! こっちが適当なことをやってもすぐ反応してフォローしてくれるので、僕は自由にやらせていただいています。頼もしい!」と絶賛。「前回の初演で、あるセクションだけ演出から『毎回キャラクター変えてもいいよ』と言われていたのですが、キャパシティがなく一回もキャラクターを変えずにやったんです。でも今回は稽古場から(キャラクターを)変えてたよね? それくらい自由に演らせてもらったので、本当に感謝です」と海宝の瞬発力に感謝。海宝は坂本について「作品に対してストイックで、誰よりも最後まで稽古場に残っている。ピアノもずっと一人で練習されていて、僕が足を引っ張るわけにはいかないなと思って、その背中を見ながら必死に頑張ってきました」と、坂本の見えない努力について感嘆した。
今作で坂本は役の演じ分けだけでなく、膨大なセリフやピアノ弾き語りにも挑戦。どれが一番大変かを問われると、「どれも大変(笑)。楽しいけど、楽なことはない。それを乗り越えると、その先に楽しみがあると信じてもがこうとやってきました。徐々にできていくと、楽しくなってきました」と役の大変さとやりがいについても語った。さらに2人は稽古後に残って練習していたという。海宝が「止まりどころが分からなくて、通し稽古みたいになった(笑)」と話すと「そうそう!」と二人で笑いあった。
坂本は12/30に女優・朝海ひかるとの結婚を発表。年末は「普段、年末年始はジャニーズカウントダウンに出ていたのですが、それを家でテレビで見て『こういう感じなんだな』と見てました」と結婚後の生活について語った。後輩たちの活躍については「いいですね! 若い子たちの清々しい姿は僕たちにも刺激になりますし、これからもテレビで見ていきたいな。僕らもトニセン(20th Century)として活動はありますので、 たまには(一緒に)出てもいいかな!(笑)」とユーモアを交えてコメントした。
結婚の実感については「年末年始、師走のバタバタの中でお互い舞台の稽古もしていたので、あまりのんびりっていう実感はないです」と話しつつ、12/30の一粒万倍日に入籍したことについては「意識していました。その前は、なにわ男子のデビューがかぶっていたので!」と後輩グループへの気遣いも。V6メンバーからの祝福コメントは「いただきました!」と笑顔。「長野(博)くんと井ノ原(快彦)は『やったねー!』って。(三宅)健、(森田)剛、岡田(准一)からは「本当によかったね~」と実感のこもったコメントが(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
最後に坂本は「世界中が目に見えない脅威に怯えていますが、僕らエンタメの世界に生きる人間として、日本中、世界中を笑顔にしたいです」と今作に掛ける思いをしみじみと語った。
「マーダー・フォー・トゥー」は1/8(土)~2/13(日)まで、東京・大阪・仙台・松本にて上演される。