三宅健の初の写真集「才色健美」の発売記念取材会が開催され、三宅健が出席した。

　美容雑誌「美的 GRAND」(小学館)の連載16回分を再構成するだけでなく、新規ロケーションで撮影を決行。撮り下ろし44ページには、美容男子・三宅の休日の過ごし方パパラッチや、和装スタイル、海辺の夕景シーンなども盛り込まれている。

　美容雑誌での連載については「正直、自分自身そんなに美容に特化している人間だと思っていませんでしたが、パーツ切りしていろんな僕を見せていくという話で、今まで自分の細かいパーツにフォーカスしてきたことがなかったので、新しい自分を発見できたり、いろいろ考えるきっかけになるのかなと思った」とコメント。東京と千葉で撮り下ろしカットを撮影した際のエピソードを問われ「都内のホテルに泊まらせていただいたり、海辺で泥だらけになりながら撮影をしたりしたのは大変でしたが、楽しく皆さんと撮影ができたので、とても思い出に残ってます」と振り返りながら、「こういう撮影をしよう、とは決めていても、現場でヘアメイクさんが『顔に砂をつけた方がドラマチックになるんじゃないか』とか、セッションのような感じで撮影が進んでいった。天候に恵まれてきれいな夕日を収められたり、いろんな条件が揃って、いい撮影ができたんじゃないかと思います」と笑顔で思い出を話した。

　また、完成した写真集を見ての感想は「今、43歳ですが、40代に入って写真集を発売するとは思ってもみなかったですし、長年三宅健を長年応援してくださっているファンの方々にとっては、いつか僕の写真集を出してほしいという願いが昔からあったことを僕は知っていたので、やっとファンの皆さんの願いを叶えられたなっていう意味では、とても感慨深いものがあります」と語った。

　会場には三宅が厳選したお気に入りカット６点がズラリ。「今日発売なので、これからファンの方々がこの写真集をご覧になると思うんですけど、『好きな写真を選んでください』と聞いたらおそらくファンの人たちがこれを選ぶんじゃないだろうかと思って選んだ」と三宅。お気に入りカットは「唇のテーマ写真。唇をフィーチャーするために、わざと前髪で目を隠して口だけに目線がフォーカスするように撮影されたショットです」とこだわりを披露。撮り下ろしの浜辺のカットや、「肘」「鼻」がテーマの写真などを紹介した。

　美と若さの秘訣を問われ「乾燥する時期になってきましたので、何と言っても”保湿”が重要だなと思います。その日のうちにその日の汚れは落として、顔を洗ってお風呂入って保湿をするということ」と解答。さらに内面の健やかさは、「日々ストレスを抱えていると思いますが、いかにストレスを失くすか、ストレス解消法を見つけること」と話しつつ「僕の場合、好きなものに囲まれて好きなものを愛でたり、好きなものを食べたりして、日々のストレスを解消することですね」とコメント。最近の解消法は「ちょっと前までコンサートでいろんな地方にお邪魔させていただいて、その土地の美味しい食べ物をいただいて、それが一番のストレス解消法になってたんじゃないかな」と話した。

　自身の推しパーツを問われると「鎖骨！」と解答。会場のパネルには鎖骨カットがなかったことから「店頭で手に取っていただいて…でも、店頭でもビニールで封されているので、そうなると買わなきゃ見られない話なんですけど(笑)。買った方のみぞ知る、という形ですね」と写真集をアピール。

　最後は「キレイになりたい、というのは男性女性問わず、今の時代で誰もが求めることであっていいと思っています。僕自身、今でこそ”奇跡の43歳”なんて呼ばれていますが、僕自身も肌のトラブルに悩まされてた時代もあるので、そんなことをこの写真集の中では綴っています。もし今、肌のトラブルで悩まれている方、外に出るのも鏡を見るのも嫌だと思ってる方は、ぜひとも読んでいただきたいので、少しでも興味ある方はぜひ手に取っていただけたらうれしいです」と語った。

　三宅健ファースト写真集「才色健美」(小学館)は現在発売中。