映画
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』完成報告会と完成披露試写会が行われ、ゲスト声優を務めた永瀬廉(King & Prince)、山里亮太(南海キャンディーズ)、藤本美貴、主題歌を担当したNiziU、監督の堂山卓見氏が登壇した。
本作の舞台<パラダピア>で暮らすパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャを演じた永瀬は「皆さん朝早い中お集まりいただきまして、ありがとうございます」と、まずは午前中の取材だったことから報道陣にねぎらいのあいさつ。続けて「今日はこの作品の良さを少しでもたくさんの方に知っていただけるように、頑張っていろんなことをお話していきたいと思います。短い間ですけれども、どうぞよろしくお願いします」と意気込みを。
山里は「永瀬くんのコメントがあまりにもパーフェクトだったので、頭が真っ白です」と、キャラクター通りのパーフェクトぶりを見せる永瀬をたたえた。
これまでにゲスト声優が務めたキャラクターと比べて、セリフ量が多いというソーニャ。本作で初めてアフレコに挑戦したという永瀬は「(アフレコは)死ぬほど難しかったです。思ったより自分の声を張ってセリフをしゃべらないと、音楽を合わせた時に自分のセリフが聞こえなかったりっていうのがすごい多かったです」と苦労を語る。
続けて「何よりも戦ってる時の『クッ』とか『アッ』っていう息遣いも結構ボリュームを上げなければいけなかったので、そこの感覚をつかむのにだいぶ時間がかかったというか難しかったなと思いますね」と。
そんな永瀬に対し堂山監督は「難しかったっておっしゃってるんですけど、ものすごいスピードで練習されて。今回初めてだということで、事前に仮で撮ってもらったんです。その時はやっぱり難しそうだなって感じるところもあったんですが、2ヵ月後の本番一発目から『あれ、声優さんが来たのかな?』と。そこも永瀬さんがパーフェクトたるゆえんなのかなと感じました」と大絶賛。
永瀬は「めっちゃ練習しましたもん! 僕、もうシャワーの蛇口ひねるたびに『クッ』とか言ってやってました(笑)」と明かした。
ドラえもんらキャラクターも登場したトークコーナーでは、スネ夫から「ドラえもん、のび太、ジャイアン、しずかちゃん、僕の5人の誰かと一緒に、冒険に出られるとしたら誰を選ぶ?」という質問が。
永瀬は熟考したのち、「しずかちゃん。冒険するなら男として守ってあげたい」とかっこよくキメるも「あわよくば、『永瀬さんのエッチ!』って言われたい。男の夢じゃないですか」と本音を吐露。
しずかちゃんは「そんなこと言われても困っちゃう」としながらも「もう、永瀬さんのエッチ!」。
“男の夢”を実現させた永瀬は「やったー! 今録画したやつ買い取ります」とガッツポーズを見せ、会場を笑わせた。
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』は3/3(金)から全国で公開される。