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森昌子とA.B.C-Z河合郁人が二人三脚で舞台に挑む

NEWS 2017.05.19

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 井筒和幸監督の映画『のど自慢』(1999年1月公開)をベースに、舞台化する「音楽喜劇『のど自慢』~上を向いて歩こう~」。「のど自慢」に出場しようと奮闘する人たちの姿を描くハートウォーミングコメディで、東京・東京国際フォーラム ホールC(6月29日~7月4日)、兵庫県・新神戸オリエンタル劇場(7月22日~24日)、愛知県・中日劇場(8/12~18日)にて上演される。

 

 製作記者発表会には森昌子、河合郁人(A.B.C-Z)、湖月わたる、上原多香子、寺西拓人(ジャニーズJr.)、小川菜摘、前田吟、井筒和幸が登壇。司会は公演に「のど自慢」の“司会”として特別出演する生島ヒロシが務めた。会見中には「のど自慢」にかけて、森昌子が「悲しき口笛」、河合が「夜空ノムコウ」など、それぞれの十八番を披露するシーンもあり、キャスト全員が大盛り上がり。既に息もぴったりのキャスト陣だった。

 

森昌子 今回は50代最後の年に、この音楽喜劇に挑戦させていただけるということで、非常にワクワクして胸が躍っております。演歌歌手・赤城麗子(本名:赤木礼子)役の森昌子でございます。赤木礼子という人は、歌手を目指して田舎から上京し、華々しくデビューしたのですけれども、ヒット曲が出ず、このまま歌を続けていてもいいんだろうかということで悩みますが、マネージャーが歌にほれ込んでくれ、二人三脚で一生懸命頑張って生きていく、という芯の強い女性です。本家のNHKの「のど自慢」には数え切れないほど出演させていただいていますので、テレビではなかなか伝わらない雰囲気ですとか、緊張感やその空気感を舞台で面白く出せたらと思います。

 

河合郁人 A.B.C-Zの河合郁人です。最近、一人での仕事がなかなかなかったので、今、ものすごく緊張しているんですけど、こうやって豪華な出演者の方々と一緒の会見で少し安心しております。台本を読ませていただいたところ、しゃべる量がかなり多い、おしゃべりの役なので普段の自分と似た部分がたくさんあって、楽しみです。森昌子さんの役が赤城麗子で、ウチの母親も“レイコ”というので二人三脚するにはぴったりだなと思っております。

 

湖月わたる 森昌子さんの妹役をさせていただきます、湖月わたるです。井筒監督作品の舞台版に出演できること、そしてこのステキな皆さんとご一緒できること光栄に思っております。先日、森さんの45周年の記念コンサートに行かせていただきまして、一曲一曲魂を込められて歌われる様子に心から感動いたしました。今回はその歌声を稽古場から聴く機会に恵まれ、この貴重な機会にたくさん勉強させていただきたいと思っています。台本を読ませていただいて、とっても温かい気持ちになりました。誰かを思って、誰かのために、そして自分のために歌いたくなりました。今回、赤木しずかとしても歌を歌わせていただきますので、心を込めて歌いたいです。そして嬉しいことに今回、私に心を寄せてくださる男性も登場します。とてもハッピーです。よろしくお願いします。

 

上原多香子 私は赤城麗子のマネージャー須谷保(河合郁人)のフィアンセを演じます。立花景子役の上原多香子です。彼のことが大好きで、常に追っかけていくというような役どころになります。実際、私は「のど自慢」に参加するという役ではないのですけれども、今回この作品を通して、本当に豪華で素晴らしい皆さんの歌声を側で聴けることが今からとても楽しみです。人情や家族の愛などいろんな面を表現できたらなと思います。

 

寺西拓人 ジャニーズJr.の寺西拓人です。よろしくお願いします。私は小川淳一という歌に人生をかける青年の役をやらせていただくのですが、まずこの舞台に出演させていただくと決まった時に、あまり僕の仕事に興味のないおばあちゃんが、「森昌子さんの舞台に出るんだよ」って言ったらとても喜んでくれて。うれしかったです。大学生の役なんですけど、僕も先々月に大学を卒業したばかりで、役と年も近いので、自分に近いものを演じられたらいいなと思います。本当に素晴らしいキャストの方々のなかで経験も浅いので、一生懸命真摯に取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

小川菜摘 スナック「希望」のママであり淳一の母をやります、小川菜摘です。よろしくお願いいたします。この物語は、絆がテーマになっているなと思っていまして、夫婦の絆だったり姉妹の絆だったり、親子の絆だったり。見に来ていただいいたお客様にも、そこの温かい部分を持って帰ってもらえるんじゃないかなと思っております。寺西くんは23歳ということで、ウチの次男も23歳なんですね。「お母さんいくつ?」って聞いたら私より若かったです(笑)。8月までの長丁場のこの舞台、寺西くんと本当の親子のようになれるよう、楽しんでいけたらいいなと思っています。

 

前田吟 赤城徳蔵っていう床屋の親父をやります、前田吟でございます。これは、今日だけの衣装ね(笑)。いつもは床屋の仕事をやっておりますのでね。ステージで歌ったりする役じゃないんですよ(笑)。とにかく、さっき流れてた「越冬つばめ」の大ファンなんです。森昌子さんと共演できて、毎日タダで「越冬つばめ」が聞けると思ったらこんな幸せなことはない。楽しくやりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

 

「音楽喜劇『のど自慢』~上を向いて歩こう~」は6/29(木)より、東京国際フォーラム ホールCにて公演スタート。

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