ジャニーズが2018年から行っている社会貢献活動「Smile Up ! Project」の一環として、新型コロナウイルス感染拡大に対する支援活動を行うと発表。まずは医療の最前線で懸命に患者を救おうと尽力する医療従事者への支援として、防護服（隔離服）３万３０００枚、医療用マスク・抗菌マスクを計50万枚を必要な医療機関に届けていくとのこと。

　さらに、現在「Smile Up ! Project」として所属タレントによる動画等を公開しているYouTube、Twitter、Instagramに加え、新たに有料の映像配信サービスを開始するとも発表。ジャニーズネット（ジャニーズファミリークラブ会員サイト含む）において展開し、その一定期間の収益を医療物資の購入費用に充て、医療機関に届ける予定だ。

　また、ジャニーズグループは今回の活動に至った経緯について、「このような大変厳しい状況の中、Smile Up ! Projectとして、今、自分達にできること、世の中のお役に立てることを考えておりましたところ、あるテレビ番組を通じて、改めて、医療機関の危機的状況を目の当たりにいたしました。医療の最前線で仕事に従事し、懸命に患者様を救おうと力を尽くしてくださっている皆様が、医療物資が十分でないばかりに目の前の患者様との向き合いに加えて、院内感染の恐怖や不安とも戦わなければならない状態は肉体的、精神的な負担があまりにも大きく、危機的な状況でございます。目の前の患者様、医療従事者の皆様の心身の健康、その皆様の大切な方、そのいずれもが一度に守れなくなる状況に日を追うごとに近づいており、危機感を感じずにはいられません」とコメントを発表した。