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[3]機内特別食「ヴィーガンミール」がおすすめ

トルコ航空で出たヴィーガンミール

<トルコ航空で出たヴィーガンミール>

長いフライトでの楽しみといえば機内食、機内食大好き!という人は良いが、そうでない人も多い。昔に比べてかなり美味しくなったとはいえ、所詮機内食は機内食だ。さらに長時間座りっぱなしの体には重く感じるものが出てくることもしばしば。かといってすべてパスするのも気が引けるしもったいない。そこでおすすめしたいのが機内特別食だ。

 各航空会社には宗教上、健康上の理由で食事の制限が必要な人のための特別食が必ず用意されている。その種類も大変豊富で、普通のベジタリアンミールから、ヴィーガンベジタリアンミール(卵・乳製品も使用しない)、ローベジタリアンミール(生野菜)、コーシャーミール(ユダヤ教の戒律に従って調理された食事)、シーフードミール、フルーツミール、糖尿病食、低脂肪食、低グルテン食、離乳食…などなど。例えばシンガポールエアラインには実に32種類もの特別食がある。これらの特別食は理由なく、好みでリクエストすることが可能だ。航空券を購入する際に記入欄に書き込むか、予約後に航空会社のサイトからリクエストを送る。

 わたしはここ数年ずっとヴィーガンミールをリクエストしている。出てくるものと言えば、野菜とフルーツと豆と、パンか米。メインが野菜や豆の煮込み、それにサラダ、野菜の副菜、デザートにフルーツ、というパターンが多い。あっさり、さっぱり、とにかく体への負担が少ない。渡航先によっては、現地の食事より野菜をたくさん摂取できる。
 さらに、素材も調理方法も限られるため、そこまでまずいものが出てくることがないのが良い。ただ、二食、三食となると完全にネタ切れというか苦し紛れ的メニューが出てくることがある。なにせメインは野菜と豆しか使えないのだから。どうやら味付けのエースはトマト煮込みのようだ。その時の具を茄子にするか、じゃがいもにするか、そうなるとそれ以外の回の味付けは何にするか、焼くだけにするか、塩味にするか、また潔く全回トマト煮にするか、その迷走感を見るのもまた楽しかったりする。

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<右は全日空にて、左はトルコ航空にて>

 基本的にはCAさんがリクエストを把握していて、配膳の際に手持ちで直接持ってきてくれる。しかし航空会社によっては、ちゃんと伝わっていないのか、毎回普通に「お肉にしますか、お魚にしますか?」とやってくることもある。その度に「あ、特別食なんですが…」と言わなければならなかったりして煩わしい。それでも、間違って用意されていないということはこれまで一度もない。
 毎回他の特別食にもトライしてみたいと思うのだが、フルーツだけを三食もどうなのだろうとか、イスラム食、ヒンズー食などはいったい何が出てくるのかわからない、といった理由で結局ヴィーガンミールに落ち着いてしまう。
 次こそはもうちょっと冒険してみたい。