テレビステーション

ロボ
Loading
芸能ニュース

ドラマ「十九歳」主演・岸井ゆきの ロングインタビュー

 「十九歳」岸井ゆきの

 19歳の現在音楽大学生・青山ななみ氏が脚本を務めたドラマ「十九歳」が、3/27(月)~31(金)にCSで、4/5(水)に地上派(フジテレイ系)で放送。自由奔放な母親(霧島れいか)に反抗する美大生の嬉子(きこ・岸井)が、かつて母親が恋心を抱いた男性・青馬(眞島秀和)に惹かれていく姿を青山氏独特の描写で瑞々しく描く。

 テレビドラマ初主演の岸井ゆきのに、ドラマの見どころ、収録の感想を聞いた。

「脚本はすごく大人っぽくて、19歳の方が書いたと聞いて驚きました。少し大人びているけどまだ子供みたいな、微妙なところがとても美しく描かれていて、読んですぐ、嬉子を演じたいって思いました。19歳って一番図々しい年齢だなって思うんですよね。大人ぶれたら大人だって言えるし、都合が悪くなったらまだ子供だって言えるギリギリなところ。嬉子が自分の19歳の頃と重なる部分もあったので、自分の19歳の記憶を思い出しながら演じました」

――役作りはどんなふうに?

「衣装合わせの時に監督と衣装部の方とお話して、衣装と髪の毛の感じから、そこで感じたものをそのまま役にストンと落とした感じです。嬉子ちゃんなら、このワンピースは着るよねこれは着ないよねって話し合って嬉子の印象をすり合わせていくなかで、私の中でもどんどん嬉子ちゃんが作られていきました」

――嬉子のような反抗期は、岸井さんにはあった?

「私には反抗期がなかったんですよ。気を使っちゃうというか。反抗したい時もあったけど、ここで反抗したらもっと面倒くさくなるかもって思って溜め込んでいたタイプ。あんなふうに母親に反抗したり攻め寄ったことがないので、現場ではすごいドキドキしながらやっていました。嬉子ちゃんは、多分そろそろ反抗期をやめたいって思ってると思うけど、でも、引くに引けないのかな。会話とか見てると、“分かってもらえない”っていうのが大きいんだと思う。だから“分かってくれる”青馬さんに惹かれたんでしょうね。年齢的にも長く生きてるので自分よりいろんなことを知っているし、青馬さんはこっちが何を求めているか分かっていてそのボールを投げてくれるような人なので」

「十九歳」眞島秀和

――そんな青馬を演じた眞島さんは、どんな方でしたか?

「優しくて気さくな方でした。寡黙な方なのかなって勝手に想像していたんですが、明るいしすごい冗談とか言うんですよ(笑)。私が青馬さんにタオルを返すシーンで、『ありがとう』って言われるはずなのに、『そこ置いといて』ってアドリブで冷たく言われたり(笑)。私を発見するシーンなのに、発見しないで帰ろうとしたり(笑)、現場を面白くしてくれる温かい人でした」

――恋愛に積極的な嬉子。岸井さんも共感できる部分はある?

「結構グイグイですよね、嬉子ちゃん。私も多分そこ一緒だと思う。なかなか好きな人ができないタイプだから、好きになったら、『もうこの先何年か会えないかもしれない』って思うと、『ご飯行きませんか!?』ってすぐ言っちゃいます(笑)。だから嬉子ちゃんの行動を見て、私もこのくらい言っちゃうかもなぁって、すごい親近感がありました」

――テレビドラマ初主演。撮影への臨み方など、これまでとの変化はありましたか?

「私、今まで現場でほとんど喋れなかったんです。コメディとかやってても、現場でワーッてやって、前室ではすごい静か、みたいな。でもこの前、映画で主演をやらせていただいた時、『私がみんなと喋らないで閉じこもってたら絶対いいものにならない』って思って。以前、共演してその元気さをうらやましく思った野村周平くんをお手本に、積極的にいろんな方とお話しするようにしてみたんです。そうしてみたら、いろんなことがいい方向に進んでいって。それからですね、現場では積極的に皆さんに話し掛けたりするようにしています。野村さんほどワーッてやると私のキャラが崩壊しちゃうので、私は私なりに(笑)」

――ご自身で、19歳の頃より成長したなと感じる点は?

「いろんなことを決め付けなくなりました。昔は、一つでも自分のルールに反したことをされたら、一瞬で嫌いになってたんですよ(笑)。もう許せないって。だから友達少なかったんですけど(笑)。でも当たり前だけど、いろんな人がいて、いろんな面があって。好きなとこがあって嫌いなとこがあって。嫌な面も、まぁ愛せるかとか、見方が変わってきました。仕事でいろんな方と関わるようになったからでしょうね。19歳の頃は、自分って心狭いなって思いながらも自分の範囲を狭めてたけど、それって自分にとっていいことではない。心を広げたらその分入ってくる量も増えたので、もっと早く気づけたら良かったなって今は思います」

――最後に、視聴者にメッセージを。

「これから19歳になる人は、何となく“こんな風に大人になっていくんだ”っていうのがちょっと見えるかなと思うし、30代、40代の方でも懐かしいなと感じてもらえる瞬間がいくつもあると思います。素直な目で見てもらえたら、いろんな感情を思い出したり、昔の記憶に思いを馳せたりしながら、いろんな世代の方に見ていただけたらうれしいです」

 

■■番組概要■■

<放送予定>
【地上波放送】(ロングバージョン・単発)
4月5日(水)深夜25時25分~放送予定(変更の可能性あり。詳しくは番組HPまで)

【CS放送】(10分バージョン・全5話)フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart
3月27日(月)午後11時20分~11時30分 第1話
3月28日(火)午後11時20分~11時30分 第2話
3月29日(水)午後11時20分~11時30分 第3話
3月30日(木)午後11時20分~11時30分 第4話
3月31日(金)午後11時20分~11時30分 第5話

【キャスト】
岸井ゆきの、眞島秀和、霧島れいか、小島藤子、丘みつ子

【スタッフ】
脚本:青山ななみ(第1回ドラマ甲子園大賞作品『十七歳』)
監督:髙野 舞(『昼顔』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』ほか)
プロデュース:鹿内 植、田淵麻子
プロデューサー:吉田岳人(共同テレビ)
制作著作:フジテレビ