テレビステーション

ロボ
Loading
芸能ニュース

坂本龍一、『レヴェナント』テーマ曲を生演奏

坂本_AAA1338 レオナルド・ディカプリオがアカデミー賞主演男優賞を受賞したことも話題の映画『レヴェナント: 蘇えりし者』(4/22〔金〕公開)の特別試写会が行われ、音楽を担当した坂本龍一が登壇。メインテーマなど3曲をピアノで生演奏した。

 本作ではアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がファンだと公言する坂本に音楽を依頼。「監督の右腕というべき方から電話があって、いきなり明日からLAに来てくれと言われて(苦笑)。翌日はさすがにいけませんでしたが、後日行くことになり、監督と数時間一緒に過ごしました。その時点で、ここにこういう音楽を入れたいという希望を入れたり、僕もアイデアを出したりして……」と制作の様子を語った。

 映画については、「映像に圧倒されました。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』もぶったまげましたが、この作品を観たら、その次を行っていたので、この人たちはどこまで行くのだろうか、と。イニャリトゥ監督は、音楽に関するセンスがめちゃくちゃいい。参りますね(笑)」と絶賛。さらに、「音楽が大きかった、予想よりも。映画によっては音が下げられちゃうこともあるけど、今回はでかい(笑)」と続けた。

 また、「周囲から『音楽が短かった』という声も聞きまして。実際は2時間ぐらい音楽があるんですが、どこからが音楽で現実音なのか分からなかったのかということなので、その辺はしめしめと思いました(笑)」と手応えも。「監督と相談して、ピアノは今回使用しないこととなりましたが、ピアノの弦をぶったり、なでたりして音を変えて、効果音的な使い方もしました」と制作秘話も明かした。

 病気療養後のステージということで、演奏後、改めて「大病をして治って、こんなハードな仕事もできるようになりました」と報告。「20年前から健康に関して気にはしていたんですが、病気になり、もっと真剣に考えるようになりました。映画にしろ、音楽にしろ、健康じゃないと楽しめないんですよ。音楽と健康は結びついていることを、身をもって知りました」と語りかけた。

 そして、「制作する上で300回ほど映像を観たので、映画に対して客観的にとらえにくくなっていますが、初めて観た時はやはり映像の力というものをとても感じました。過酷な状況で撮影していますが、自然と人間の葛藤がテーマとなっており、生き抜くことが本当に過酷な時代を描いています。そんななか、トム・ハーディ演じるフィッツジェラルドは悪役に見られますが、監督はしきりに『過酷ななかを生き抜こうとしているだけで、悪だけでは無い』と言っていました。観た後に力の入る映画だと思います。観終わった後は深く呼吸してください」と映画をPRした。

●公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/revenant/

坂本-ピアノ演奏時メイン①