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残すは最終回! 「いつ恋」村瀬健Pがハッピーエンド宣言!?

(C)フジテレビ

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 若者6人の恋愛&人間模様を描いてきた「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」も、いよいよクライマックスへ。ついに迎える最終回の見どころから裏話まで、村瀬健プロデューサーに聞きました。

 「最終回については、どうも『坂元裕二脚本だからハッピーエンドはない』という予想が多いみたいですね。『最高の離婚』も『それでも、生きてゆく』も『Mother』も最後は(主人公と大切な人が)離ればなれだったからでしょうか。実を言いますと、今回の『いつ恋』では、僕は最初から『ハッピーエンドにしましょう』と坂元さんに言い続けてきましたし、ハッピーエンドを目指して作ってきたことだけは確かです。ただ、今週放送した第9話のあの終わり方を見たらお分かりのように、本当にハッピーエンドになるのかは分かりませんけどね(笑)。まぁ、最終回、音には気の毒ですが『坂元裕二さんはまだこんな目に遭わせるのかよ!』と叫びたくなるような厳しい展開が待っていることが間違いないです」

■最終話の台本は、実は丸ごと書き換えた

 「実は坂元さん、最終話の台本をほぼ丸ごと書き換えています。第一稿が届いたとき、いつもの坂元さんなら“終わり”を示す言葉が台本の最後に入るはずなのに、それがなかったんですよね。あれ?と思っていたらメールに『これでは終われませんよね』とあって。僕も並木(道子監督)も同感だったので、そのとき真夜中だったのですが、すぐに打ち合わせを開きました。3人でいろいろと話し合っていくうち、坂元さんの中で何かが見えたようで、その場でダーッと最終話のアイデアを話されて。最後の最後に、かなり劇的なことが起きましたよね。翌朝にはまったく新しいプロットが届きました。そうして出来上がった決定稿はまさに“素晴らしい”の一言でしたね」

■最終回の見どころは、音の決断と、あれがこう繋がるのか、という驚き

 「なんといっても、音が朝陽と練のどちらを選ぶのか。ここが最大の注目ポイントだったと思うのですが、最終回前の9話で、もう一つというか、もう二つ、大きな展開が起こりました。皆さん驚かれたと思います。僕も最初、坂元さんから聞いた時、はっとしました。でも、突拍子もないことではないんですよね。1話から音が歩んできた道のりを振り返ってもらえれば、きちんとつながることではあります。困っている誰かを捨て置けない優しい音と練だからこそ起きることでもあって。そこは坂元さんの真骨頂ですよね。ほかにも、あの時のあれがこうつながるのか、という面白さがいくつも用意されています。飴、桃の缶詰、花、彼らが過ごしてきた時間、全てがちゃんとつながっていきます」

■新キャラたちの存在が大きなポイントに

 「9話から、新キャラクターに登場してもらいました。芳根京子ちゃんと葉山奨之くんです。旬のメンバーがそろっている『いつ恋』の世界に、さらに若い世代に登場してもらったことには大きな意味があります。かつての音や練を彷彿とさせる彼らの登場が、物語のラストにどんな影響を与えるのか、ご注目ください。ちなみに、このドラマ、ほかにも『出たい』と直接電話をくれる役者さんが何人もいて。この作品とは関わりのない役者さんから『好きなんです、頑張ってください』と差し入れを頂いたこともありました。他局のプロデューサーやディレクターからも『面白い』と言ってもらえたり。こんなに同業者から反響が大きい作品、僕は初めてです。ミュージシャンズ・ミュージシャンみたいな感じがして、うれしいですね(笑)」

■最終回の撮影時に、信じられないような奇跡が!?

 「実は、最終回のラストシーンを撮ったとき、ちょっと信じられないような奇跡が起こりました。どんな奇跡かを言ってしまうとそれ自体がネタバレになるので言えないのですが……、ラストシーンを見ていただければ、もう、見ただけでハッキリと奇跡と分かると思います。楽しみにしていてください。ハッピーエンドって、何をもって幸せとするのか、人それぞれですし、メインで描いてきた6人が6人とも幸せになるのは難しいのかもしれませんが、このドラマを応援してくださる皆さんが嫌な思いをするような最終回にはしないと決めています。ぜひ、この物語が辿り着くラストシ-ンを、その目で見届けていただけたらうれしいです」


<プロフィール>
村瀬健(むらせ・けん)
フジテレビ所属のドラマプロデューサー。
97年に日本テレビ放送網入社し、08年1月にフジテレビへ移籍。
「14才の母」(06年・日テレ系)、「バンビ~ノ!」(07日テレ系)、
「太陽と海の教室」(08年・フジ系)、「信長協奏曲」(14年・フジ系)など。

<番組情報>
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」
フジテレビ系
3/21(月)午後9時、ついに最終回!