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[5]フランス・ブルターニュ地方の郷土料理「ガレット」 ~ そば粉を使ったクレープを、日本の「おやき」風にアレンジ

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今回のテーマは、フランス北西部・ブルターニュ地方の郷土料理として知られる「ガレット」。そば粉を使ったクレープで、ハムやチーズ、卵を包んで軽食にしたり、アイスクリームなどを添えておやつとしても食されています。そば粉を使った軽食・おやつといえば、日本の「おやき」に通じるところがありますね。そこで今回は、フランスのガレットと日本のおやきを融合させた、オリジナル料理を創作してみます。名付けて「オープンおやき・ガレット風」。餡には、旬の味覚、きのこを選びました。甘みそだれを絡めて、お酒のおつまみとしても美味しいひと皿に仕上がりました。皆様も、ぜひお試しを!

【材料(2~3枚分)】

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=ガレット生地=
そば粉 70g
小麦粉(薄力粉) 30g 
卵 1個
牛乳 75cc
水 25cc
塩適量(ふたつまみ程度)

=餡=
しめじ 50~70g
まいたけ 50~70g
えのき 50~70g
長ネギ 適量(お好みで)
にんにく 1かけら
みそ(赤または合わせ) 25g
みりん 小さじ2
酒 小さじ1
ごま油少々

【つくり方】

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そば粉と小麦粉をボウルに入れ、卵を落として(小麦粉は、できればふるいにかけてから使いましょう)。スパチュラやゴムベラで混ぜます。団子状態になるので、それをよくこねて全体の色がほぼ均一になるまで馴染ませます。

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牛乳と水を少しずつ加えながら、泡立て器でよく混ぜます。滑らかになるまで混ぜたら、ラップをして冷蔵庫で30分~1時間寝かせます。(時間に余裕があれば1時間。長く寝かせることで生地が落ち着き、焼くときにのびが良くなります)
この間に、餡を用意しましょう。

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みそ、みりん、酒を混ぜて、甘みそだれをつくっておきます。

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フライパンにごま油を引き、スライスしたニンニクを炒めます。ニンニクに軽く焦げ目が付いたら、きのこ、長ネギの順に加えます。しなしなになりすぎないように、強火でさっと炒めましょう。火を止める直前に甘みそだれを入れて絡め、餡の出来上がりです。

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寝かせておいたガレットの生地を焼きましょう。油を敷いて(植物油か、お好みでバターでも可)生地をフライパンに流し込んだら、レードルの裏側かヘラなどを使い、丸く平らにのばします。片面はしっかり色を付け(後で表側になる面)、ひっくり返してもう片面は粉に火を通すだけのためにさっと焼きます。

☆きれいに焼き上げるためのワンポイント☆

フライパンは、あらかじめ十分熱しておきましょう。温度が低いと焦げ付く原因になります。油は、薄く敷くのがコツ。キッチンペーパーやティッシュペーパーに油を含ませ、フライパンに塗るくらいで十分です。

 

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しっかり色を付けたほうの面を下にしてお皿に広げ、餡を乗せます。

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生地の端を、餡を包み込むように折りたたんで、完成です!

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ロール状に包んで食べやすい大きさに切っても良いですね。

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小豆やアイスクリームを挟めば、デザートにも!

 

<プロフィール>
小山朋宏小山朋宏(こやま・ともひろ)

16歳で料理の道に入り、約7年間を調理師として過ごす。中華、洋食の調理場を経験した後、フランス料理を学ぶべくパリに渡る。2年半のパリでの生活を経て、身に着けた語学力を生かし、通訳に転身。以来、仏語圏を中心とする世界の国々へ出張を重ね、1年の半分以上を海外で過ごしている。
出張から戻り、海外で出会った心に残る料理を自宅で再現することが何よりの楽しみ。ふつうの鍋やフライパンを使い、日本で手に入らない食材を身近な食材に置き換えてアレンジするレシピは、元料理人ならではの「裏技」。