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フランスの台所から
洋風料理のベースはやっぱりフランス食文化と思う人へ

[10]フランス豆知識

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プチ・サレ
(FUJII LABEL)

日本人の食生活に欠かせない食材のひとつに豆があります。フランス人にとってもやはり同様で、さまざまな種類の豆を日常的にたくさん消費しています。台所のストックにはパスタと並んで乾燥豆を置いている家庭も多いのではないでしょうか。今回は、フランスの食生活に欠かせない豆のなかでもよく食べられるレンズ豆、いんげん豆、ひよこ豆についてのお話です。
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ル・ピュイ産レンズ豆のカレー
(FUJII LABEL)

まずはレンズ豆です。家庭はもちろん学食や一般的なビストロ、それから高級レストランなどあらゆるテーブルに登場します。多くが主食の添えつけに使われますが、スープやサラダとしても立派な一品になるとても万能な豆です。たとえばレンズ豆を使った料理で有名なのは、塩漬けした豚肉とレンズ豆を煮込んだ「プチ・サレ」があります(写真上)。代表的なフランス家庭料理で、街中のカフェのお昼メニューの定番です。
レンズ豆は鉄分と食物繊維が豊富な栄養満点の食材です。また、乾燥豆を調理する際に必要とされる「一晩かけて水に戻す」工程が必要ないために、手軽に調理ができることも好まれている理由の一つかもしれません。

 

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ル・ピュイ産緑レンズ豆
(輸入食材店にて購入)

レンズ豆の種類は、大きく分けると3種類(茶・赤・緑)に分類され、それぞれ風味や性質が異なります。日本でも輸入食材店に行けばどれも手に入りますが、アメリカ産の茶または赤レンズ豆が扱われていることが多く、緑レンズ豆はあまり見かけない印象です。「茶レンズ豆」は、皮付きタイプでサラダや肉料理の添え付け、カレーなどに使われます。「赤レンズ豆」は皮がむかれているので、その柔らかさからスープによく使われます。そして「緑レンズ豆」は、茶レンズ豆と同じく「皮付き」タイプです。比較的粒が小さいのですが、煮込み料理に使っても煮崩れすることがありません。