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フランスの台所から
洋風料理のベースはやっぱりフランス食文化と思う人へ

[7]フレッシュハーブの保存方法

フランス料理に欠かせない材料の一つにフレッシュハーブがあります。フレッシュハーブは料理の風味を豊かにしてくれますし、鮮やかなグリーンは料理を彩ります。私が主催しているアトリエでも、毎回たくさんのフレッシュハーブを使います。そこで時々「ハーブはどのように保存したらよいでしょうか」と質問されることがあります。
年中スーパーで販売されているフレッシュハーブ。買ってきたばかりの状態でも、すでにしんなりしていることが多いですね。そこで今回のコラムは、フレッシュハーブの保存方法についてご紹介したいと思います。

どの種類のハーブの保存に共通しているのが、買ってきたハーブの茎の部分を5mm~1cm切り落とし、15分くらい水にさらします。その後、水にさらしたハーブの水分をよく切ります。そのハーブを「ビン」または「タッパー」で保存するとよいです。

1.ビン保存(しそ、パセリ、ディルなど)
ハーブのサイズに合ったふた付きビンを用意します。底1cmぐらいの高さに水を入れて、ハーブの茎が水に接触するように、立てた状態で入れます(下の写真左はしそ、右はイタリアンパセリとディルです)。
しそに関して気をつけるポイントは、葉の部分が水と接触しないことです(水に浸かった部分から黒く変色していってしまいます)。
ビンには必ず蓋をします。蓋をすることで、内部の湿度をほぼ100%に保つことができます。ハーブの状態が良ければ、この方法で1週間は新鮮に保つことができます。

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2.タッパー保存(バジル、パクチー、タイムなど)
バジル、パクチー、タイムはタッパー保存がおすすめです(バジルをビン保存すると、1日で真っ黒になることがあり、タッパー保存のほうが最適かと思います)。
まず、水に湿らせて軽くしぼったキッチンペーパーをタッパーの底にしきます。水にさらして水分をよく切ったハーブを置いて、このキッチンペーパーで覆います。
買ってきたばかりのバジルよりも、水分をより多く含んだハリハリの状態になります。

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うちの冷蔵庫には、しそ、バジル、パセリ、ディルが常にこの方法で保存されています。ハーブがあると料理のバリエーションが増えますね。ぜひ、これらの保存方法を活用していただければと思います。

この機会にフレッシュハーブとクリームチーズで簡単にできる「ハーブチーズ」もご紹介します。パンに塗るだけでも美味しいし、サンドイッチのマヨネーズの代わりにも使えます。クラッカーにぬれば簡単おつまみのできあがりです。

HerbCheeseハーブチーズ
 ― 
クリームチーズ・・・40g
 ― バジル(またはディル)・・・バジル約5枚(ディルの場合は1〜2本)
 ― こしょう・・・少々
*パセリやアサツキといったハーブでも作れます。

1.クリームチーズを電子レンジに5〜10秒かけて、柔らかくする。
2.みじん切りにしたハーブ、コショウ少々をクリームチーズに加えてよく混ぜて、できあがり。

<プロフィール>
藤井綾藤井綾(ふじい・あや)

2002年5月、高校卒業後、フランスのパリへ渡る。パリ第10大学の美術史・考古学学部に入学・卒業。その後、国立ルーブル学院に編入。
学業と並行して、パリ・オペラ座地区にある地元密着型のカフェで働き、フランス人が普段食する料理や食物、それにワインに対する興味・関心を深めていく。
2011年9月に日本に完全帰国。2012年1月より、滞在中に培ったフランスの日常的な料理を紹介するアトリエ(料理教室)「Atelierフランスごはん」を開始。
2013年9月、FUJII LABEL(http://fujii-label.com/index.html)として活動スタート。
ELLE ONLINE(エル・オンライン)にて、ブログ(http://blogs.elle.co.jp/parisgohan/)を執筆中。