テレビステーション

ロボ

安斉かれん、激動の2020年を振り返る──

 ドラマ主演やラジオ番組レギュラーなど、意欲的な活動を展開した2020年の安斉かれん。12月には、自身が“あくまでアーティスト活動が自分の軸”と語るシンガーとしての新曲を「Secret Love」をリリース、この作品でも新境地を開いた。そんな安斉に、2020年の手応えと2021年への展望を聞く。

安斉かれん

     大勢の人と一緒に一つの作品を作ることが好きなんです

──2020年は、ドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレ朝系)での話題がとても大きかったと思います。振り返ってみて、かれんさんにとってどんな1年でしたか?
「いろんなことをやらせていただいた1年でした。ドラマはもちろん、バラエティやラジオでレギュラー番組を持たせていただいたことも今年初めての経験だったので、日々を乗り越えることに必死で。細かいことはあんまり覚えていないというのが正直なところ(笑)。でも、楽しい1年でした」

──初の主演ドラマとなった「M〜」、この作品に出たことで変わったことなどはありましたか?
「私は、大勢の方と一緒にひとつの作品を作ることが好きなんだなとあらためて思いました。もともと吹奏楽の出身で、昔から、みんなと一緒に同じ物事に取り組んできたので。今も歌う私の周りにたくさんの人たちがいて支えてくれています。ドラマの現場にも、共演者の方々やスタッフさん、本当にたくさんの人がいて。最初は、俳優さんやドラマの関係者ってどういう雰囲気なんだろうって心配だった部分もありました。でも、皆さんとてもいい方ばかりで、本当に楽しい現場でした」

──ドラマ自体はドロドロした内容でしたけど、現場のいい雰囲気があったからこそあそこまで振り切れたんでしょうか?
「コロナ禍の影響で、撮影が2ヵ月止まったんです。その間も放送は続いていて、現場がストップしている私たちの耳に反響がどんどん入ってきたんですね。それを聞いて、スタッフもキャストもめっちゃヤル気になったんですよ(笑)。大浜社長(高嶋政伸)も『もっとできるんじゃないか』と言い出して、最後の方で顔芸をするようになって(笑)。(脚本の)鈴木おさむさんも気合いが入って、4話以降は台本がカラッと変わりましたからね。そうやって、どんどんパワーアップしていったことが印象的でした」

   「Secret Love」は安斉かれん史上最強のガーリーな世界観

SecretLove_JKTsmall                「Secret Love」配信中

──新しい挑戦といえば、12/2にリリースした配信シングル「Secret Love」は今までにないかれんさんが表現されているとか。
「はい。MVの世界観も含め、安斉かれん史上最強にガーリーな仕上がりで、私のキャラっぽくないかもしれないです(笑)。今までは、自分の経験や考えてることを歌詞にすることが多かったんですけど、今回は、(主題歌になっている)ドラマの原作マンガを読んで、そこからヒントをもらう感じで書いたので」

──「社内マリッジハニー」(TBS/MBS)ですね。この作品から着想を得たのが“ガーリーな世界観”だったんですか?
「今までにないアップテンポな曲調で、ルンルンとした雰囲気だったので。それに合わせて、“恋の始まり”というテーマで歌詞を書いてみたんです
特にAメロが気に入っているんですけど、女の子ならではのピュアな感覚を詰め込んでみたりもして。でも、書きながら照れちゃいましたね。今まであまり使わないような言葉を選んだりもしたので、めっちゃ恥ずかしかったです(笑)。ただ、私は、“安斉かれんといったらコレ”という固定したイメージを作りたくないと常々思っているので、新しい自分を出せたのは楽しかったですね」

──いろいろな発見があった2020年を踏まえて、2021年の展望を聞かせてください。
「私、夢や目標を立てるのは苦手なんです。そこに向かってしまうといろいろ考えてしまうので。なので、今やれることを全力でやっていくというスタンスで2021年も活動していきたいと思ってます」

──そんななかで大切にしていきたいと思う、かれんさんのポリシーは?
「いろいろなお仕事をやらせていただいていますが、アーティストであることを軸において、自分らしさを貫いていきたいなと思っています。いつでも等身大の自分でいることを心がけて、“かれん節”を大切にすること。作品を出すたびに、ファンの皆さんに“かれんちゃんらしさが出てるね”と言われることが多いんですよ。そう言われるとすごくうれしいし、これからも、その時々のいろいろな私を見せていけたらいいなと思っています。だからこそ、音楽面ではジャンルの幅をもっと増やしていきたいなって。楽器から音楽を始めているので、もっといろいろな楽器が演奏できるようになりたいし、作曲にも携われるようになりたい。それと、デビューしてからまだ、人前で歌った経験がないので、皆さんの前でステージに立つこともできたらいいなと思っています」

あんざい・かれん◎2019年5月、デジタルシングル「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でデビュー。2020年2月〜放送のドラマ「M 愛すべき人がいて」でドラマ初主演を果たし、話題に。7月からは「部活ピーポー全力応援!ブカピ!」(ABC TV)準レギュラー、10月からは横浜エフエムで「てくてくかれんだー」のレギュラーがスタート。