太古から地中で生き続けてきた種族“マウンドウォーカー”の恐怖を描くホラー。
妻と別れた小説家のジョン(ケヴィン・コスナー)は、思春期の娘ルイーサ(イヴァナ・バケロ)と幼い息子サム(ガトリン・グリフィス)とともに田舎町の一軒家に引っ越してきた。両親の離婚や転校に伴う環境の変化を受け入れられないルイーサは、ことあるごとにジョンに反発。やがて彼女は、夢遊病患者のように夜中に家を抜け出しては近くにある古墳のような塚へ向かい、泥だらけで帰ってくるようになる。娘の異常な行動に胸を痛めていたジョンは、彼らの住む家で過去に謎の失踪事件があったことを知り・・・・・・。
今時、珍しいくらい直球のオカルトホラー。陳腐などんでん返しではなく、しっかりとしたオリジナリティがあってなかなか楽しめる。あの蟻人間(?)みたいなのがばっちり映ってたら、あるいはドン引きしていたかもしれないが、ホラーにおけるチラリズムというか、はっきり見せずに怖がらせる演出も心得たもの。コスナーも「俺が俺が」じゃなくて、ああいう一歩引いて共演者を立てる役をやらせると抜群にうまい。





